エクス「Factory-ONE 電脳工場」とフツパー「スキルパズル」のシームレスな連携を目指す
株式会社エクス（本社：大阪府、代表取締役社長：抱 厚志、以下「エクス」）と株式会社フツパー（本社：大阪府、代表取締役社長：大西 洋、以下「フツパー」）は、製造業向けの生産管理システム「Factory-ONE 電脳工場シリーズ」（以下「電脳工場」）と、AIを活用した人員配置最適化システム「スキルパズル」（以下「スキルパズル」）のシームレスな連携検討を開始しました。本連携により、製造現場の生産性向上と人手不足解消を支援し、現場のDXの加速を目指します。
■本連携の背景と目的
<略歴>
日本の製造業は、慢性的な人手不足や技能継承の課題に直面しています。特に、現場管理者は生産計画の調整や人員配置に多くの時間を割かれており、付帯業務の増大や業務の属人化が生産性向上の阻害要因となっています。
この課題を解決するために、「電脳工場」と「スキルパズル」のデータ連携を可能とし、生産計画と人員配置を統合することで、より効率的で最適な生産計画を立案。管理者の負担軽減と現場の業務効率化を促進します。
■連携の主な内容
「電脳工場」の生産計画データを「スキルパズル」に連携し、生産指示から生産計画、人員配置の計画フローまでを一貫して算出可能に。
■期待される効果
付帯業務の負担軽減
生産計画および人員配置に関わる業務時間を大幅に削減し、管理者はより付加価値の高い業務に注力できます。
計画業務の脱属人化
特定担当者の経験や勘に依存していた計画業務を標準化。AIと連携したデータドリブンな計画立案により、客観性と再現性を高めます。
■今後の展開
エクスとフツパーは、それぞれがこれまで現場で培ってきたノウハウや最新テクノロジーを活用し、生産管理の高度化をさらに推進します。
また、単なるAPIを用いたシステム連携にとどまらず、AIエージェントや生成AIなど最新のAI技術の積極的な活用を視野に入れ、直観的かつスマートな各種情報連携や生産計画変更を実現するなど、お客様の業務全般をサポートする新たな価値創造を目指します。これにより、計画立案から実行、そして改善までを一貫して支援する次世代型ソリューションを構築し、製造現場のDX促進に貢献してまいります。
■各サービス概要
・生産管理システム「Factory-ONE 電脳工場シリーズ」
生産計画の立案から受注・出荷・手配計画（MRP手配／製番手配）・発注・受入・在庫・負荷・進捗・原価に至るものづくり情報を総合的に管理。 請求・売掛・入金、仕入・買掛・支払など販売管理機能も標準装備した生販一体型のシステム。
株式会社エクス
本社所在地：大阪市北区豊崎3-19-3 ピアスタワー20F
代表者：代表取締役社長 抱 厚志
設立：1994年9月1日
資本金：1億円
従業員数：130名(2025年1月現在) ※アルバイト・インターンを含む
事業内容：生産管理パッケージ（Factory-ONE 電脳工場シリーズ）の開発・販売 他
HP：https://www.xeex.co.jp/
・人員配置最適化AIシステム「スキルパズル」
工数・スキル・勤務状況を入力するのみで最適な人員配置をAIが立案。製造現場特有の複雑な配置要件を考慮し、1クリックでスピーディに計画を作成可能。配置計画の効率化と生産性向上を同時に実現する。
