研究開発の創造性向上と自動化を両立させるAIエージェントの共同開発
株式会社フツパー（本社：大阪府大阪市、代表取締役：大西 洋、以下「当社」）は、ロート製薬株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：杉本雅史、以下「ロート製薬」）と資本業務提携を締結したことをご報告いたします。本提携を通じて、当社はロート製薬とAI技術を活用した産業DX（デジタルトランスフォーメーション）を推進し、生産プロセスの最適化に加えて、AIエージェント*を活用した効率的かつ創造性のある研究開発の実現を目指します。
*AIエージェント：特定の環境下で自律的に意思決定を行い、タスクを遂行するインテリジェントシステム。
■提携の背景・目的
ロート製薬は、医薬品やヘルスケア製品の研究・開発・製造・販売を通じて、人々の健康を支える事業を展開しています。近年、製造業の現場では、労働力不足や生産性向上が課題となっており、AIや画像 解析技術を活用した自動化・効率化のニーズが高まっています。
当社は、AIと画像解析技術を駆使し、製造業の現場における省人化・自動化を推進するスタートアップ企業です。本提携により、ロート製薬の強みである医薬品・ヘルスケア分野における研究開発や製造の知見と、当社のAI技術を融合させることで、単なる製造プロセスの効率化にとどまらず、研究開発プロセスの革新を促し、より創造的な研究開発を可能とするシステムの共同開発を行います。2025年1月にはAI・ロボティクス分野の世界的な第一人者である金出武雄氏（カーネギーメロン大学教授）を技術顧問として迎え入れ、さらなる技術力強化とイノベーションを加速しています。
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カーネギーメロン大学 創始者記念全学教授 金出武雄氏、株式会社フツパー技術顧問就任のお知らせ
■共同事業に関して
本提携を通じて、当社はロート製薬と連携し、成長戦略の加速と技術革新の促進に取り組んでまいります。当社は事業のさらなる拡大を図り、既存の製造業向けAIソリューションの開発を加速します。また、ロート製薬と当社は共同で研究開発プロセスの自動化・効率化に関わる事業を進めます。ロート製薬のバイオ・化学の研究開発に関わる知識とノウハウ、当社のAI技術を融合し、研究開発の創造性向上と自動化を両立するソリューションを開発し、新たな市場への参入を目指します。
金出氏からは、「製薬製剤分野で研究開発と製造という表裏両輪で、しかも、 AI・ロボットで 実験・ 製造・観測という物理プロセスを含みながらの創造性と効率化を目指すことで大きな可能性を開けるのではないか」と期待のコメントをいただいております。
■ロート製薬株式会社 会社概要
名称
ロート製薬株式会社
所在地
大阪府大阪市
代表者
代表取締役社長 杉本雅史
設立
1949年9月
事業内容
医薬品・化粧品・機能性食品等の製造販売
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